いよいよOSAKA光のルネサンス2007も最終日を迎えました。
今回のブログでは、ルネサンスのメインコンテンツの一つ、「ウォールタペストリー」の演出メンバーから、製作裏話をお届けします。

5年目を迎えたOSAKA光のルネサンスのウォールタペストリーは、中之島図書館が100歳の誕生日の2003年にスタートしました・・・・。 「重要文化財である図書館には、それに見合うだけの品のある演出が必要だ」ということで、フランスの機材「PIGI」が放つ、品のある光を中心とした音楽とのショーを考えたのが始まりです。
「PIGI」という機械は、リヨンで行っている光の祭典など、ビルや建造物に投射してもあせない程の光出力があります。
ちなみに映像でいうと約4万ANSIになりますが、興味のある方はお分かりでしょうか?
PIGIは、1台に2本のフィルムが入り、全部で6本の長いフィルムを使用します。
そのフィルムに入っている「絵」の数でいうと・・・大きく分けると約100枚以上の「絵」を使用し組み合わせています。(あくまでも「映像」ではありません)
それ以外に、照明は用途に分けて毎年変化していますが、今年は16台のムービングを中心に構成しました。これら照明とPIGI、そして音楽を信号で制御し、毎日同じショーをご覧頂いているのが「ウォールタペストリー」です。
曲も含めてと実際の製作期間は約4ヶ月くらいでしょうか・・・。
ストーリー仕立てにしているため、まずは物語を書いて、そこから絵や照明を考えています。
どんな物語かは、ご覧になる方それぞれに感じ描いていただければと思います。
さて、現場の様子ですが、市役所東側の奥に足場をつくりその下に、オペレーターブースを置いて毎日のショーを行っています。
本来なら、周辺の状況を見ながら操作したいところですが、ルネサンスでは多数の方がご覧になるため、人に隠れて、オペレーターは全く周りが見えません。そのため、コンピューターを確認しながら操作を行っています。

ショーの最後に皆様の拍手が聞こえて、裏方はやっと安心します。。
リハーサルは本番前の3日間に行い、その間はほぼ徹夜です。 (光ですから夜しか調整ができませんので・・)
寒い中のリハーサルの苦労も、来場者の皆様の拍手で吹っ飛びます!
毎年、「大阪が水都としてにぎわってほしい」と心から願い、水を少しでも意識できる絵・演出に心がけていますが、今年はどのシーンが思い出に残られたでしょうか?
=ウォールタペストリー 作者より 2007最終日に=
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